新入社員を対象とした「新人研修」をはじめとして、「階層別研修」「職能別研修」「課題別研修」「公的資格取得支援講座」などカテゴリー別の研修を実施しています。特に設備員を対象とした研修は、建築・電気・空調・給排水衛生・防災の専門分野別に充実した講師陣を揃え、少人数編成のきめ細かい内容で実施しており、機器の構造理解や実技訓練を通じた対応力のレベルアップを図っています。

入社時に清掃実務の基礎知識を学びます。各現場に配属後は、OJTにて清掃技術の習得、そして薬剤や資機材関連等の知識を習得します。また、定期的に段階を踏んだカリキュラムの研修を受講することで清掃レベルの向上を目指します。これらの研修は、KTCA（Kowa Technical Cleaning Academy）を母体として、清掃テクニカルセミナー・階層別研修・安全衛生研修の3種類の体系に分類され、新人だけでなく、中堅・ベテラン・現場責任者に対しても行われます。

当社の教育研修における大きな柱の一つが「現場OJT研修」です。基本的な部分は、本社での研修カリキュラムで習得しますが、テキストでは学べない細かな「コツ」「勘どころ」は、やはり現場で会得する必要があります。そのための「現場OJT研修」は、いわば「プロの技の伝承」と言えます。また、スタッフ間のコミュニケーションを円滑にし、チームワーク強化に貢献しています。すべての始まりは現場から。そして目指すゴールも現場にあります。

お客様と接する機会の多い当社の仕事には、専門的な知識や技術だけでなく、サービス業の柱となるビジネスマナーやコミュニケーション能力の習得も欠かせません。新入社員に対しては、身だしなみから、あいさつ、歩き方に至るまで、お客様に不快なイメージを与えないようマナーを徹底指導します。また、中堅社員あるいは管理職に向けては、仕事においてリーダーシップを発揮し、より確かな成果があげられるよう、自己啓発やスキルアップ研修を用意しています。

全国ビルクリーニング技能競技会は、ビルクリーニング技能士日本一を目指して、参加選手が清掃技能の優劣を競う大会です。自衛消防訓練審査会は、消防署管轄内の各事業所から自衛消防隊が集合し、火災等の発生を想定して訓練の成果を競い合うものです。このような大会に参加することで、業務の基本を再認識することになり、また、同業他社から刺激を受ける等、さらなるスキルアップにつながります。当社は参加選手を全面的にバックアップし、個々の技能と意識を高めることで、品質の高いサービスをご提供できると考えています。